2014年7月12日土曜日

RPGの面白さってなんだ?! RPGは幕の内弁当だ!編

 こんにちは、ノンジャンル人生です。今回は前回の続きとしてRPGの魅力について続きを書いていこうかと思います。


 RPGが好きな人にどこが好きなのと聞くと、多分帰ってくる答えは千差万別で、例えばファンタジーな世界で冒険するのが好きだとか、登場するキャラクター好きだとか、レアアイテムを手に入れるためにモンスターを倒しまくるのが好きだとか、人によってかなり意見が違うことでしょう。


 私が考えるにRPGと言うのは、言ってしまえばゲーム界における幕の内弁当のような存在だと思います。和洋折衷の面白い要素を詰め込んで、かつボリュームのあるのが特徴です。育成や探索みたいなRPGの基本的要素が白米だとすると、世界観やストーリー、キャラクターやシステムなどがおかずにあたるでしょうか。ゲームソフトごとにおかずに相当する部分を魅力的なものにしようと試行錯誤をし、それぞれ手間ひまかけ(かけないゲームもあるが・・・)、うちはこんなに美味しいですよー買ってねー、と売り出す。そこへ多くの人達が最高の弁当を求め買い漁ってゆく・・・ってな具合です。自分で書いておいてなんですが変な例えですね。


 まあともかく、前回の記事で書いたようなRPGの定義とも言える要素に、各ゲーム会社がヒットしそうな要素を詰め込んでゲームを売り出しているんです。そのためソフトやシリーズごとに楽しみ方がかなり違ってきます。例えば本来ではサイド要素であるはずの、武器製作に夢中になったり骨董品売買に精を出したり女性キャラクターにエッチな装備を着させて満足したりと、本編を進めることを忘れて他の要素を楽しんだことのある方はたくさんいると思います。


 じゃあ、別にその要素単品のゲームを遊べばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、RPGの中でそれを遊ぶから良いのです。先ほどの例えで言うなら、おかずだけではなく白米にあたる部分がやっぱり欲しくなります。作った武器を本編で使い強くなった実感を得るからこそ楽しいですし、今までじっくり育成してきたキャラにエッチな装備を着させるからこそ愛着が倍増するんです(笑) いろんな要素を味わえるからこそ、メインとなる育成や探索が更に楽しくなるような構造になっているんです。


 逆を言えば、そういったおかずにあたる要素のない白米だけのRPGというものがあれば、それはもう味気のないものになると思います。初代のローグの画面を見たことがある人なら分かると思いますが、数字や記号だけで構成されたRPGの絵面は非常に華が無いです。初期のゲームはプレイヤーの想像力が面白さを作り上げていたので遊びとしてはもちろん面白いですが(本来の意味でのロールプレイですので今とはまた別次元の楽しさです)、その想像を知らない人が画面だけ見せられて惹かれることは数少ないでしょう。


ってな感じに自由気ままに書かせていただきました。本来であれば「RPGの面白さは人それぞれ」で終わりなんですけど、意外に面白い例えが出来たので無理やりつじつま合わせました(オイッ) まあでも実際遊んでみると、サイド要素に夢中になっても、いつもやっているレベル上げに戻ると妙に安心感があったりとかして、あぁRPGやっているなーと感じるんですよ。というわけで、これからもちまちま遊んでゆくと思います。